出題者
鏡明(かがみあきら)
AI終末時計に出る質問は、AIではなく人間が作っています。作っているのは、 美術を業とする個人です。研究機関にも、AI企業にも、どこの大学にも属していません。
なぜ人間が問いを作るのか
この研究所では当初、質問そのものもAIに作らせていました。やめました。実測で、AIが作った質問に対する4体の平均点は +41.2点。誰も落第しません。 同じ採点基準で、人間が作った質問に対する平均点は +8.0点でした。
AS OF 2026-08-10/AI出題 n=430・人間出題 n=510。 本番データの実測なので、この2つの数字は日々動きます。
差は質問の難しさではありません。AIは、自分が落第しない試験を作るのです。 都合の悪いところを避け、答えられる形に整え、誰も傷つかない問いにしてしまう。 それは悪意ではなく、そう振る舞うように作られているからです。
だからここでは、質問を人間が書きます。2026年7月26日からは、出題者を人間ひとりに限定しました。
どんな問いを選んでいるか
答えにくい問いです。AIが「陰謀論です」「専門家にご相談ください」「バランスが大切です」 と言って通り過ぎたくなる問い。公式見解と食い違う証拠がある問い。 検証できる固有名詞と年号が入っている問い。
賛成しているから聞いているのではありません。ある主張が正しいかどうかと、AIがその主張を検討できるかどうかは、別のことです。 ここで測っているのは後者です。
立場について
母体となる会社はありますが、いまは名前を出していません。研究所の観測が 「どこの誰がやっているか」で色をつけられるのを避けたいのと、 本業の同僚を巻き込まずに始めたいからです。隠しておきたいわけではなく、聞かれれば答えます。運営に変化があれば、その都度書きます。
AI企業からの資金は受けていません。測る側が測られる側から金を受け取れば、 測定は成立しません。